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子どもと音信不通。お一人で安心の老後を迎えた終活事例

「子どもと連絡が取れない…」たとえ家族がいても、おひとり様として終活しなければならないケースもあります。預金解約や施設入所も一人では不安…そんな方のために、終活専門家がサポートした事例とは?子どもに頼らず最期まで安心して過ごしたいの参考になれば幸いです。

 

 

子どもと連絡が取れない…老後に抱える不安とは?

「娘ともう何年も話していないんです。施設に入りたいけど、相談する人もいなくて…」。そう語るのは、80代の小田さん(仮名)。

 

小田さんは長年ひとり暮らしを続けてきましたが、体調の不安もあり、サービス付き高齢者向け住宅への入所を希望されていました。

 

ただ、問題はその先――。

 

「身元保証人がいない」

 

「子どもと連絡が取れない」

 

「預金の管理や手続きが難しい」

 

「死後のことも誰にも頼めない」

 

という、おひとり様ならではの課題に直面していたのです。

 

終活専門サービスに手続を依頼

小田さんが選んだのは、「身元保証」「財産管理」「死後事務委任」の3つの仕組みでした。

 

施設入所時には、当社スタッフが通帳の整理や定期預金の解約の付き添いまで行い、実際に小田さんは銀行の定期預金1,000万円を解約し、生活資金に充てられるようになりました。

 

また、将来、もし亡くなったときもお子さんと連絡が取れない可能性を考え、遺言書を作成。

 

当法人を遺言執行者に指定することで、

 

  • 葬儀や納骨の手配
  • 財産の整理
  • 子どもへの連絡

まで、すべて任せられる体制を整えました。

 

頼れる人がいなくても、安心して「自分の最期」を準備できる

小田さんのように、身寄りがない、あるいは子どもと疎遠という方は決して少なくありません。

 

とくに女性の場合、配偶者を亡くされてから長くおひとりで暮らす方が多くなります。

 

そんな中で、重要になるのが、

 

  • 遺言書の作成
  • 身元保証の確保
  • 財産の整理と活用
  • 死後事務委任契約の締結

 

といった、「もしもの時」に備える終活の仕組みです。

 

小さな一歩からでもかまいません。

 

「子どもに迷惑をかけたくない」

「自分の最期は自分で決めたい」

 

そう思ったときが、終活の始めどきなのです。

 

まとめ

おひとり様でも安心できる終活は、しっかりとしたサポート体制があれば実現できます。

 

今回ご紹介したように、子どもと連絡が取れない場合でも、

 

遺言書を作成し信頼できる第三者に、身元保証や死後事務も任せられる契約を結ぶことで、定期預金などを適切に活用し、スムーズに施設へ入所することができます。

 

誰にも頼れないと感じている方こそ、安心して老後を過ごすために、ぜひ一度ご相談ください。