武州長瀬駅前の発酵養生カフェ「ココペリ・カフェ」で、酵素玄米と季節野菜のランチを満喫

埼玉県入間郡毛呂山町の「ココペリ・カフェ」は、武州長瀬駅前にある、酵素玄米と野菜が主役の体にやさしいランチが楽しめる小さなカフェです。

 

駅前にひっそり佇む養生カフェ

ココペリ・カフェは、東武越生線・武州長瀬駅の南口ロータリー沿いにお店を構えていて、電車を降りてほんの数分歩くだけで辿り着ける便利な場所にあります。

 

 

周辺には住宅や小さな商店が並び、地元の人がふらりと立ち寄るような、日常に溶け込んだ雰囲気が漂っています。

 

 

お店自体は大きくはありませんが、その分、扉を開けて一歩足を踏み入れると、外の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いた空気が広がります。

 

火曜と日曜を中心にランチ営業を行っているため、「自分のからだを整える日」と決めて訪れるのも似合う、少し特別感のあるカフェです。

 

 

木のぬくもりとアンティークがつくる空間

入り口には、味わいのある木の板に「OPEN」と描かれた看板や、竹で編まれた傘立てが置かれていて、手づくり感のあるウォームな雰囲気の演出が印象的です。

 

店内には古家具や古材を活かしたインテリアが並び、木目を生かしたテーブルや棚が、どこか懐かしい昭和レトロの空気を感じさせてくれます。

 

 

天井からは、色ガラスを組み合わせたランプや、金属製のシェードを使ったペンダントライトなど、個性豊かな照明がぶら下がり、それぞれが異なる表情で空間を彩っています。

 

サイドテーブルには、古いストーブをランプに仕立てたような照明や、木片を組み合わせたスタンドライトが置かれていて、灯りそのものもインテリアとして楽しめるのが魅力です。

 

ゆったりとした時間が流れる店内

席数は多くなく、こじんまりとした店内ですが、そのぶんお客さん同士の距離が近すぎず、静かに食事と向き合える空間になっています。

 

ひとりで読書をしながら過ごすにも、友人とゆっくり会話を楽しむにも程よいサイズ感で、つい長居したくなるような心地よさがあります。

 

季節を感じる、遊び心たっぷりのおかずたち

最初にいただいたのは、一晩じっくり味噌に漬け込んだという、気になるトマト。

 

口に運ぶと、味噌のまろやかな塩味の中にトマトのさわやかな酸味がふっと立ち上がり、クセになるおいしさでした。

 

豆腐の一品は、天突きで細長くカットされていて、見た目からしていつもの豆腐とはちょっと違う特別感があります。

 

7月ということで、その細長いラインを“天の川”に見立てているそうで、上には星をイメージしたオクラがちょこんと飾られていました。

 

涼やかな白い豆腐の川に、緑の星が瞬いているようで、食べる前から季節の物語を感じさせてくれる一皿です。

 

お椀の中には、ヤマトイモの揚げ物がふんわりと浮かんでいます。

 

箸を入れるとほろりと崩れ、口に入れると外側はほんのり香ばしく、中は軽い食感で、芋のやさしい風味がじんわり広がっていきます。

 

出汁と揚げ物の組み合わせが重くなりすぎず、むしろほっとするようなバランスで、ほのかなとろみも心地よく、体にすっとなじむ一品でした。

 

かぼちゃ×梅干しの新発見「梅肉はさみ揚げ」

数あるおかずの中で、いちばん心に残ったのが、私が勝手に「かぼちゃの梅肉はさみ揚げ」と名付けた一品です。

 

スライスしたかぼちゃの間に、種を抜いた梅干しがそっと忍ばせてあり、衣をまとってこんがりと揚げられています。

 

ひと口かじると、最初に広がるのはかぼちゃのほっくりとした甘さ。

 

そのすぐ後から、梅干しのきゅっとした酸味と、ほんのりとした塩気が追いかけてきて、甘さと酸味が口の中でふわっと溶け合います。

 

「かぼちゃと梅って、こんなに相性がよかったんだ」と驚くほど、違和感のない組み合わせで、新しい味の扉がひとつ開いたような感覚でした。

 

揚げ物なのに重さを感じにくく、梅の力で後味がさっぱりしているので、他のおかずや酵素玄米とも自然になじみます。

 

定番の南瓜コロッケとも天ぷらとも違う、ここで初めて出会った“かぼちゃ×梅”の組み合わせは、間違いなくいちばんの発見でした。

 

「土用の卵」で今年一年の元気をチャージ

ランチの締めくくりにとっておいたのは、私の好物でもある温泉卵。

 

土用の日に産卵された卵を使っていて、「これを食べるとその年を元気に過ごせる」と言い伝えられているそうです。

 

とろりとした黄身は濃厚なのに重さがなく、酵素玄米やおかずの味わいとも相性ぴったり。

 

季節や暦に寄り添った一品を丁寧に味わったことで、「今年も健やかに過ごせますように」と、ささやかな祈りを込めながらいただく、特別なひと口になりました。

 

雑穀入りの酵素玄米、クリーミーなスープ、根菜のフライ、ゴーヤや玉ねぎを使った副菜、寒天寄せのような前菜など、揚げ・煮・生とさまざまな調理法のおかずが一皿の中に詰め込まれています。

 

それぞれ味つけはやさしく、塩気や甘さが強すぎないため、素材の持つ香りや食感が自然と舌に伝わってくるのが印象的です。

 

 

多品目のおかずで「食べる楽しさ」を再発見

Instagramでは、一度のランチで12〜13種類の野菜料理が並ぶこともあると紹介されていて、写真のように小鉢が並ぶ光景はまさに「食べる楽しさの見本市」といった雰囲気です。

 

少しずつ色々な味を試せるので、食べる人それぞれが今日いちばん好きだったおかずを見つける楽しみもあり、野菜料理の面白さを再発見させてくれます。

 

 

ハーブティーなどのドリンクも揃っているので、ランチを食べ終えたあとにカップを片手にぼんやりと過ごす時間も含めて、一つの「養生体験」として味わえるお店でした。