年齢を重ねるにつれ、「もし入院したら、家や荷物のことはどうすればいいのだろう…」と、不安を覚える方は少なくありません。
特にお一人暮らしだと、誰に相談すればいいのか分からず、胸に抱え込んでしまうこともあると思います。
今回は、飯能市の武蔵の森病院に入院されているお客様との面会を通じて、介護施設の解約をどう進めていくかを一緒に考えた事例をご紹介します。
どなたにも起こり得る内容だからこそ、「こんな時はこうすればいいのね」と安心していただけるきっかけになれば嬉しいです。
退院の見通しが立たない…そのとき施設代はどうなる?
入院すると、「いつ退院できるか」は病状によって大きく変わります。
今回の方も、しばらく治療が必要とのことで、すぐに退院できる見通しは立っていませんでした。
ここで問題になるのが、元々住んでいた介護施設の利用料です。
介護施設は、解約しない限り部屋を確保し続けるため、
入院中であっても毎月の利用料が発生します。
つまり、
- 病院代
- 介護施設の利用料
この二つを同時に支払い続けることに。
毎月の負担は決して小さくなく、「使っていない部屋の代金を払い続けるのは…」と悩む方がとても多いのです。
病室での面会——お客様の意思を丁寧に確認
そのため私たちは、まずお客様ご本人に直接お会いして、状況を丁寧に説明しました。
「今後もしばらく入院が続く可能性があります。介護施設の利用料は、続ける限り発生してしまいますが、どうされたいですか?」
お客様はしばらく考え、はっきりとこうおっしゃいました。
「何も使っていない施設にお金を払うのは勿体ない。解約をお願いします。」
ご自身のお金のことは、ご自身が一番よく分かっています。
納得して決められたことが何より大切です。
解約すると必ず考えなければならない「荷物」の問題
しかし、ここからもう一つ大きな問題が出てきます。
「施設のお部屋の荷物をどうするか?」
解約すると、お部屋はもちろん空けなければなりません。
そのため荷物は次のどちらかを選択することになります。
- 廃棄する
- 倉庫を借りて保管する
お客様に選択肢をご説明したところ、迷いなくこう答えられました。
「大切にしてきたものだから捨てたくない。倉庫に保管してください。」
人生の節目節目で手元に残してきたものは、思い出も一緒に詰まっています。
簡単に捨てられるものではありません。
倉庫の手配から荷物の移動まで一括サポート
お客様の意思を受け、私たちは次の手順で準備を進めることになりました。
1. お部屋の荷物量を確認
まずは、どれくらいの荷物があるのか丁寧にチェックします。
これによって、どのサイズの倉庫を借りればよいかが決まります。
2. 適切なサイズの倉庫を探し契約
費用と立地のバランスを見ながら、無理のない倉庫を探します。
倉庫代は継続的にかかるため、負担の少ない選択が大切です。
3. 荷物の丁寧な引越し
大切な物を傷つけないよう、専門業者と連携しながら安全に運び出します。
4. 全て完了後、施設の解約手続きへ
荷物の移動が終わってはじめて、正式な解約が可能になります。
この流れを、ひとりで行うのはとても大変です。
入院中となればなおさら、不可能に近いでしょう。
そのため私たちは、お客様の負担をできる限り減らすため、一つひとつ丁寧に寄り添いながら進めています。
費用は必ず「本人の意思」を確認してから
今回かかってくる費用は、
- 荷物の引越し代
- 倉庫の利用料
- 必要書類の手続き
などがあります。
ですが、どの項目についても「本人が納得したうえで進める」ということを何より大切にしています。
加えて、遠方に住む親族の方が不安にならないよう、手続きの進行状況もこまめに共有しています。
お一人暮らしでも、孤立させないようなサポート体制を心がけています。
ひとり暮らしの不安に寄り添うために
今回の事例は、
- 退院の見通しが立たない
- 施設代の負担が重い
- でも荷物は捨てたくない
という、どなたにも起こり得るケースです。
入院中は健康面の不安も大きい中で、生活の手続きまで抱えるのはとても大変なこと。
だからこそ、私たちはお客様に寄り添いながら、一つひとつ具体的な解決策を一緒に考えています。
もし今この記事を読んで「自分も一人だし、いつか同じことが起きるかもしれない」と感じた方がいたら、どうぞお気軽にご相談ください。
毎日の暮らしを、少しでも安心して過ごせるお手伝いができたら嬉しく思います。
上記サポート事例は、当社グループ会社の株式会社PSE資産プランニングが賛助会員として参画している、一般社団法人 NIPPON終活サポートセンターの身元引受契約に基づく対応事例です。
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