高齢になるにつれ、「いつかはやらなければ」と分かっていても、なかなか気が進まない手続きがありますよね。
特に役所や銀行といった場所に行くのは、体力的にも精神的にも負担が大きいもの。
ひとり暮らしであれば、なおさらです。
今回は、川越市にお住まいの80代女性からのご依頼で、実印登録と銀行でのキャッシュカード再発行手続きに同行した事例をご紹介します。
夫の死後に残された「抵当権」の問題
今回のお客様は数ヶ月前、地域包括支援センターの職員の方からご紹介を受けてサポートを開始した方です。
数年前にご主人が亡くなり、今はおひとりで暮らされています。
落ち着いた生活を続けていく中で、家の名義や書類の整理を進めていたところ、住宅ローンは10年以上前に完済しているにもかかわらず、家に銀行の「抵当権」が残っていることが発覚しました。
抵当権とは、住宅ローンを借りるときに銀行が設定する“担保”のようなもの。
通常は返済が終わると外す(抹消する)手続きを行います。
しかし、実はこの抵当権…
多くの方が「まだ残っている」状態で放置してしまうことが多いのです。
住宅ローン完済後、銀行から抹消についての書類は送られてきますが、
「必要なら自分で司法書士へ依頼してくださいね」という形で終わることも多いため、
お客様自身が“重要性に気づかず、そのままにしてしまう”というケースがよくあります。
抵当権抹消に必要な「実印登録」
抵当権を正式に抹消するには、司法書士へ依頼することが一般的ですが、その際に必要となる書類がいくつかあります。
そのひとつが 「印鑑登録(実印登録)」と、そこから発行される「印鑑証明書」 です。
お客様の場合、若い頃に実印は登録していたものの、印鑑登録カードを紛失してしまっていたため、再登録が必要となりました。
「分かっているけど、ひとりで役所に行くのは心細い」
「手続きが多くてついていけるか不安」
そんなお気持ちを受け、役所まで一緒に同行することにしました。
役所での実印登録をサポート
この日は真夏日で、とても暑さが厳しい日。
「こういうのは、思い立った時にやってしまわないとね」
と、お客様は汗を拭いながらも前向きな様子で、一緒に市役所へ向かいました。
手続きの内容は大きく3つです。
- 新しい印鑑の登録
- 印鑑登録カードの再発行
- 印鑑証明書の取得
書類の記入などは少し複雑な部分もありますが、隣でお手伝いしながら、ゆっくり確実に進めていきました。
「一人だったら途中で諦めちゃったかもしれないわ」
とお客様。
同行することで、安心して手続きが進んだようで、私たちとしても嬉しい時間となりました。
銀行でキャッシュカードの再発行も
当日は、市役所での手続きに続いて、銀行でのキャッシュカード再発行もサポートしました。
日常生活に欠かせないキャッシュカードですが、紛失や暗証番号の記憶違いなどで「再発行の仕方が分からない」というご相談はとても多いです。
手続きには本人確認書類や印鑑が必要なため、こちらも付き添いながら進めました。
窓口では丁寧に説明してもらいながら、無事に再発行の手続きが完了しました。
今回のサポートにかかった費用
- 費用体系:1時間 3,300円 + 交通費
- 対応時間:4時間
- 合計費用:約14,000〜15,000円
前提として、
一般社団法人 NIPPON終活サポートセンターの“身元引受契約” を結んでいただいている方のケースとなります。
ひとりで抱え込まないためのサポートを
役所や銀行の手続きは、一度に複数こなすとなると時間も体力も使います。
また、書類の書き方や窓口での説明など、慣れないことばかりで不安を感じる方も多いです。
今回のお客様のように、
「やらなきゃいけないのは分かっている。でも、一人ではちょっと不安…」
というときこそ、私たちのサポートが役に立てればと思っています。
上記サポート事例は、当社グループ会社の株式会社PSE資産プランニングが賛助会員として参画している、一般社団法人 NIPPON終活サポートセンターの身元引受契約に基づく対応事例です。
株式会社PSE資産プランニングは、一般社団法人 NIPPON終活サポートセンターの「埼玉鶴ヶ島支部」として活動しております。
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