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さいたま市80代男性|相続対策提案書を見直し「所有不動産の整理・認知症対策・施設入居」を家族で考えた事例

※プライバシー保護のため一部内容を調整しております。

「数年前に作った相続対策、そのままで大丈夫ですか?」

「以前、相続対策の提案を受けたけれど、その後は何も見直していない。」

実は、このようなご相談は少なくありません。

ご家族の状況や健康状態、不動産の利用状況は、数年の間にも大きく変化します。

相続対策は、一度作って終わりではなく、「今の暮らし」に合わせて見直すことが大切です。

今回は、数年前に相続対策提案書を作成された、さいたま市にお住まいの80代男性からいただいたご相談をご紹介します。

 

ご相談内容

数年前に相続対策の提案を受けていましたが、

「今の状況でも、この内容で問題ないでしょうか。」

というご相談でした。

現在は、

  • ご家族の介護状況が変わった
  • ご自宅が空き家になった
  • 施設の入居先について検討している

など、当初とは生活環境が大きく変化していました。

そこで、以前作成した当社の「資産の健康診断」を見直しながら、現在の状況に合わせて整理していくことになりました。

 

資産の健康診断から見えた3つの論点

① 所有不動産は「持ち続けること」が正解とは限らない

以前の診断でも、

「実家の取り扱い」

は重要なテーマとして挙げられていました。

現在は空き家となり、ご家族が管理を続けていますが、

  • 庭木の手入れ
  • 建物の維持管理
  • 固定資産税
  • 将来の相続

など、所有し続けるだけでも負担は少なくありません。

 

一方で、

「子どもが残してほしいと言っている」というお気持ちもありました。

不動産は資産である一方、家族それぞれの想いが重なる財産でもあります。

だからこそ、「売る・残す」という二択ではなく、家族全員が納得できる方向性を話し合っておくことが大切です。

 

② 認知症対策は「元気な今」だからこそ考えられる

資産の健康診断では、

認知症対策についても早めの検討が必要とされていました。

認知症が進行すると、

  • 不動産の売却
  • 預貯金の手続き
  • 契約内容の変更

などが思うように進まなくなるケースがあります。

そのため、ご本人の判断能力が十分にあるうちから、

今後の生活や財産管理について考えておくことが安心につながります。

必要に応じて、成年後見制度や家族信託、遺言などについては、司法書士・弁護士など関係する専門家と連携しながら検討することも選択肢の一つです。

 

③ 施設選びも「生活の質」を左右する大切な相続対策

今回のお話では、

現在入居している施設から、

より生活に合った施設への住み替えも希望されていました。

施設選びは、

費用だけではなく、

  • 食事
  • 医療体制
  • 立地
  • 家族の面会しやすさ

など、暮らし全体に大きく影響します。

その場で介護施設紹介会社と連携し、ご本人に合った施設探しにつなげました。

相続対策というと「財産」ばかりに目が向きがちですが、

安心して暮らせる環境づくりも、大切な将来準備の一つだと感じています。

 

今回の対応

今回は、

以前作成した相続対策提案書をもとに、

現在の生活状況との違いを整理し、

今後考えておきたいポイントをご説明しました。

 

また、

施設探しについては専門の紹介事業者へおつなぎし、

将来、相続手続きが必要になった場合には、司法書士など関係する専門家と連携して進められる体制についてもご案内しました。

 

担当者より

相続対策は、一度準備したら終わりではありません。

ご家族の状況、健康状態、所有不動産、暮らし方は少しずつ変わっていきます。

だからこそ、数年に一度は「今の状況」に合わせて見直すことが大切です。

「以前相談した内容が今も合っているだろうか」

そんな小さな疑問が、将来の安心につながる第一歩になるかもしれません。

当センターでは、お客様の状況を整理しながら、必要に応じて司法書士・税理士・弁護士など各分野の専門家と連携し、

それぞれのご家庭に合った選択肢をご案内しています。

 

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