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今回は川越市の90代男性の対応事例をご紹介します。
川越市にお住まいだった90代男性の方が、昨日お亡くなりになりました。
この方とは数年前から関わらせていただき、入院対応や生活のサポートなどをお手伝いしてきました。
今回のケースは、川越市でも増えている「おひとり様の終活」の課題を強く感じる出来事でした。
腎機能低下により入院生活へ

当初は介護施設に入所されていましたが、腎機能の低下により透析が必要になる可能性が出てきました。
担当相談員とも何度も相談を重ね、透析に対応できる施設を探しましたが、条件に合う施設がなかなか見つからず、最終的には透析にも対応できる病院へ入院することとなりました。
こうした医療・介護の調整は、行政や施設、医療機関など多くの関係者が関わるため、想像以上に時間と調整が必要になります。
実際、この方のケースでも、行政担当者と何度も施設を探し回ったことを今でもよく覚えています。
寡黙だけれど、優しい一面も
男性はとても口数の少ない方でした。
多くを語るタイプではありませんでしたが、ふとした会話の中で
「お肉が大好きなんだよ」
と笑って話してくれたことがありました。
その言葉が、今でも印象に残っています。
入院時の思い出
昨日、病院から急変の連絡が入り、急いで駆けつけました。

医師の死亡確認にも立ち会い、静かにお看取りをさせていただきました。
病室で荷物を整理していると、入院した当初に持ち込んだバッグがありました。
そのバッグを見た瞬間、入院時のことが一気に思い出されました。
また、入院後に病院の相談員から
「電気シェーバーを購入してほしい」
と依頼があり、近くの家電量販店で購入したことがありました。
そのシェーバーも荷物の中にあり、
「こんなこともあったな…」
と、胸に込み上げるものがありました。
死亡後に直面する現実
今回のケースで大きな問題になったのは、
遺言書や死後事務委任契約がない状態だったことです。
法律上、亡くなった後の手続きは原則として
相続人がすべての権利義務を引き継ぐ
ことになります。
しかし今回は、
-
親族と連絡が取れない
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誰が対応するのか分からない
という状況になってしまいました。
ご遺体については、葬儀社にお願いしてお迎えに来ていただきましたが、
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葬儀はどうするのか
-
手続きは誰がするのか
-
残された財産はどうするのか
など、この先どうすればよいのか分からない状態になってしまいました。
終活の大切さを改めて感じた出来事
このようなケースは決して珍しいものではありません。
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おひとり様
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親族と疎遠
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高齢で判断能力が低下している
こうした状況では、
亡くなった後の手続きが大きな問題になることがあります。
そのため
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遺言書
-
死後事務委任契約
-
身元保証契約
などを、生前のうちに準備しておくことがとても大切です。
今回の出来事を通して、
「人生の最後をどう迎えるのか」
「亡くなった後の手続きを誰に託すのか」
こうした終活の大切さを、改めて強く感じました。
今回の川越市の事例のように、生前の準備がないと亡くなった後の手続きが難しくなるケースもあります。
最後に
口数は少ない方でしたが、長い時間関わらせていただきました。
入院時のことや、シェーバーを買いに行った日のことなど、
いろいろな思い出が頭に浮かびます。
これまで本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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