先日、私が飼っていた猫が亡くなりました。
仕事柄、人のご葬儀や火葬には何度も立ち会ってきました。しかし、ペットについては経験がなく、病院で亡くなったとき、正直「誰に何を相談したらいいのか分からない」という状態になりました。
ご家族を亡くされた方が、突然の出来事の中で判断を迫られるあの感覚。
私自身が同じ境地に立ち、改めてそのお気持ちを実感しました。
■ 愛猫が亡くなるまで
亡くなる数日前までは、家の中を元気に走り回っていました。
しかし急に体調を崩し、病院へ。
診断は糖尿病の末期症状でした。
治療の甲斐なく、翌日に亡くなりました。
病院から自宅へ連れて帰った後、次に直面したのは
「火葬をどうするのか」
という問題でした。
ペット火葬の基本的な流れ
ペットが亡くなった際、まず知っておきたい基本的なポイントがあります。
① 安置について
- 体をきれいに拭く
- 目や口を閉じてあげる
- 保冷剤をお腹周りに当てる
- 涼しい場所に安置する
② 火葬方法を決める
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個別火葬か合同火葬か
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立ち会いをするかどうか
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自宅訪問型か斎場型か
突然のことで判断が難しいため、
「何を大切にしたいか(立ち会いたい・費用を抑えたい等)」を基準に考えると決めやすいです。
③ 予約・日程調整
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体重を伝える(料金が変わる場合あり)
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希望日時の相談
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持ち込みかお迎えかの確認
繁忙期(夏場など)は予約が混み合うこともあります。
④ お別れの準備
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好きだった写真を飾る
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最後に撫でてあげる
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家族で声をかける
※燃えないもの(プラスチック・金属)は入れられません。
⑤ 火葬・収骨
- 約40分〜90分(体格による)
- 立ち会いの場合は収骨を行う
- 骨壷・骨袋を選ぶ
⑥ その後の供養方法
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自宅供養
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納骨堂
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霊園
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散骨
最近は「自宅供養」を選ぶ方も多いようです。
ペット火葬の主な3つの方法
葬儀会社に相談したところ、火葬方法は主に3種類ありました。
① 引き取り個別火葬(お迎え型)
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自宅までお迎え
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火葬後、遺骨を届けてくれる
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立ち会いなし
忙しい方や高齢の方には負担が少ない方法です。
② 斎場へ行って立ち会い火葬
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斎場へ連れて行く
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お別れの時間がある
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火葬後に収骨して遺骨を持ち帰る
今回、私はこの方法を選びました。
斎場では祭壇のあるお部屋に通され、静かにお別れの時間をいただきました。
その後、火葬専用車に移動し、網の上に安置され、最後のお別れ。
火葬時間は約1時間。
待合室で待機し、その後、人と同様に収骨を行いました。
一つ一つ丁寧に説明していただけたことで、落ち着いて送り出すことができました。
③ 自宅訪問火葬(火葬車)
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自宅敷地内で火葬
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その場で収骨可能
臭いや煙はほとんど出ないとのことでしたが、
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公道での火葬は不可
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マンションでは難しい
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ある程度の敷地が必要
といった制約があります。
今回の斎場では、駐車場内で火葬専用車による火葬でした。
ワンボックス車の内部には専用の火葬炉が設置されており、丁寧に整えられた空間でした。
火葬時の注意点
実際に体験して分かったことがあります。
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お花は基本的に入れない方がよい
→ 灰が遺骨に混ざるため -
思い出の品は素材に注意(燃えないものは不可)
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事前に料金体系を確認(体重で変わる場合あり)
事前に知っておくだけで、当日の動揺は大きく違います。
「分からない」という不安
私は普段、相続や終活のご相談を受けています。
しかし今回、当事者になって強く感じたのは
分からないことがある状態は、とても不安だということ
ペットであっても、大切な家族です。
突然の出来事の中で判断を迫られるのは、本当に心が揺れます。
