想いはたくさんあるのに、整理しきれなかった遺言書作成のご相談
今回ご相談に来られたのは、坂戸市にお住まいの90代の女性です。
これまでお一人で生活されてきましたが、「自分が亡くなった後のことを、きちんと決めておきたい」というお気持ちから、遺言書の作成を検討されていました。
相続人は甥・姪。さらに遺贈したい相手も…
ご本人にはお子さんがおらず、法定相続人は甥や姪になります。
その甥・姪それぞれに財産を相続させたいという明確な思いがありました。
さらに、もう一つ大切な想いがありました。
それは、生前とてもお世話になった配偶者側の甥・姪にも、感謝の気持ちとして財産を遺したいというものです。
このように、
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自分の甥・姪への相続
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配偶者側の甥・姪への遺贈
を両立させた遺言書を作りたい、というご希望でした。
考えれば考えるほど、内容が複雑に
最初は「遺言書を書けばいい」と思われていたそうですが、
具体的に内容を整理していく中で、
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誰に、何を、どれくらい渡すのか
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相続と遺贈の違い
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遺言書の書き方や方式
など、考えることが次々と増えていきました。
90代というご年齢もあり、
「説明を聞いているときは分かるけれど、
家に帰ると覚えきれない」
「自分で判断しきれなくなってきた」
と、不安を口にされるようになりました。
公正証書遺言でも求められる「本人の理解」
今回は、公正証書遺言での作成も検討しました。
公正証書遺言は、公証役場で公証人が関与するため、形式面では非常に安心感のある方法です。
ただし、公証役場や公証人によって対応は多少異なりますが、
「本当に本人の意思に基づいているか」を確認するために、資料を見ずに口頭で内容を質問されることがあります。
内容が複雑になりすぎると、
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自分の言葉で説明できない
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思い出せない
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不安になってしまう
という状況になり、せっかく準備してきた遺言書が完成しないケースもあります。
「想い」だけでなく「実行できる内容」かどうか
この方は、誰かを大切に思う気持ちがとても強く、
その分、遺言書にたくさんの想いを込めようとされていました。
しかし最終的には、
「覚えられない内容では意味がない」
「今の自分には、少し整理が必要」
という結論に至り、
一度立ち止まって、内容をシンプルに考え直すことになりました。
遺言書は「シンプルさ」も大切
遺言書は、想いを込めることが大切です。
しかし同時に、
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ご本人が理解できること
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自分の言葉で説明できること
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安心して署名できること
も同じくらい重要です。
「いい意味でシンプルにする」
その大切さを、ご本人と一緒に改めて学んだケースでした。
当センターでは、
作ること自体が目的にならない遺言書を大切にしています。
遺言書の内容で悩まれている方、
「これで本当にいいのだろうか」と迷われている方は、
どうぞお気軽にご相談ください。
上記サポート事例は、当社グループ会社の株式会社PSE資産プランニングが賛助会員として参画している、一般社団法人 NIPPON終活サポートセンターの身元引受契約に基づく対応事例です。
株式会社PSE資産プランニングは、一般社団法人 NIPPON終活サポートセンターの「埼玉鶴ヶ島支部」として活動しております。
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