「母のためを思って後見人を付けたのに、
母のお金が、母のために使えなくなってしまいました…」
これは、東松山市にお住まいの40代女性からご相談いただいた実際のケースです。
■ きっかけは「母の将来を守りたい」という想い
ご相談者様は、お母様の将来を心配し、
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いずれ必要になるお墓の準備
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葬儀についても、元気なうちに本人の希望を反映した形で決めておきたい
そう考え、周囲に勧められるまま成年後見制度を利用されました。
ところが、後見人が付いた後から状況が一変します。
■ 「母のためのお金」が使えない
お墓の購入や、葬儀の事前準備について相談したところ、
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「それは必要性が認められません」
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「現時点では支出できません」
と、後見人から却下されてしまったのです。
「母のために使いたいのに、どうして…?」
さらに、後見人は法律の専門家。
説明は専門用語ばかりで理解できず、勇気を出して質問すると強い口調で返されてしまったそうです。
それがきっかけで、
「もう何も聞けなくなってしまった」と、不安と恐怖を抱えておられました。
■ お寺様を通じて、私たちへご相談
今回のご相談は、お寺様からのご紹介で私たちの元に届きました。
お話を伺い、まずお伝えしたのはこの点です。
後見人の仕事は
「本人の財産を守ること」
「本人の身上を看護(生活・医療・住まい等を守ること)」
決して、家族の想いを否定するための制度ではありません。
■ 立場の違いを知ると、見え方が変わる
後見人は「良い・悪い」ではなく、
家庭裁判所の監督下で、厳格なルールに基づいて行動する立場です。
そのため、
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事前の葬儀契約
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お墓の購入
といった支出は、「本人の現在の利益かどうか」を非常に慎重に判断します。
この点をご説明すると、ご相談者様は、
「そういう立場だったんですね…」
「何ができて、何が難しいのか、きちんと聞いてみます」
と、表情が明るくなられました。
■「わからない」と正直に伝えることも大切
また私たちからは、
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専門知識がなく、制度がよく分からないこと
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家族としての不安や想い
を、正直に後見人へ伝えてみてくださいとお伝えしました。
「こちらが無知だからこそ、教えてほしい」
そう伝えることで、関係性が改善するケースも多くあります。
「後見人の仕事が理解できました。
まずは、何ができるのか聞いてみます」
そう言っていただけたことが、今回の大きな前進でした。
後見制度で実際に多いトラブル例
今回のケース以外にも、私たちが実際に見聞きしてきた中で、次のようなトラブルは少なくありません。
● 預貯金が自由に下ろせない
生活費以外の支出はすべて後見人の判断が必要になり、
家族が「当然できる」と思っていたことができなくなるケース。
● 葬儀・お墓の準備が進められない
「亡くなった後のこと」は、本人の“現在の利益”と認められにくく、
事前準備が難航することがあります。
● 家族と後見人の対立
説明不足や認識のズレから、
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「勝手に決められている」
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「冷たい」「融通が利かない」
と不信感が募り、感情的な対立に発展することも。
● 制度をよく理解しないまま利用してしまう
「付けたほうが安心」という理由だけで後見人を付け、
後から「こんなはずじゃなかった」と後悔される方もいらっしゃいます。
めーぷるは「想い」と「専門家」をつなぐ存在です
成年後見制度は、決して悪い制度ではありません。
ただし、向き・不向きや使いどころがあります。
めーぷるでは、
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制度を使う前の整理
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家族の想いの言語化
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専門家との間に入った橋渡し
を大切にしています。
「制度が怖い」
「誰に何を聞けばいいかわからない」
そんな時こそ、一度立ち止まって整理することが大切です。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
