
飯能市 武蔵の森病院へ入院中の方と施設解約の件をお話しました
病院に入院した際に、病状や体調面からどうしても退院の目処が立たないこともあります。
この方もそのような状況になったのですが、これまでお住まいだった介護施設の利用料は解約しない限り、支払い続けることになってしまいます。
つまり、病院代と介護施設代をダブルに支払うことになってしまうのです。
これはお金が非常に勿体ないので、まずは施設の契約はそのまま続けるかどうか確認するために、本人と面会しました。
本人に面会して、事情をお話したところ
「何も利用していない施設の利用料を支払うのは、勿体ないので解約してください」
という意向をいただきました。
実は解約すると、次の問題が生じることになります。
「お部屋にある荷物はどうするか?」
という問題です。
解約すると、荷物の保管する場所が無くなります。
つまり、荷物を
・廃棄するか?
・倉庫を借りて、一旦保管するか?
という選択を迫られます。
それもお聞きしたところ
「自分の大切なものがあるから、倉庫を借りて、保管して欲しい」
という意向をいただきました。
倉庫を借りると、当然その保管料がかかるのですが、やむを得ないところです。
そのため、私達でまずは
・お部屋にある荷物の物量を確認して
・収納できる倉庫を探して、倉庫の契約をして
・荷物を施設から移動して
・完了後に、介護施設の解約を進める
ということになりました。
本当に様々な事情やケースバイケースで対応が異なりますが、一つひとつ丁寧に対応しております。
当然ですが、
・荷物の引越費用
・倉庫の保管料
はこれから逐一本人に確認して、本人から同意をいただいた上で、契約や解約等の手続きに進めていきます。
またその手続きの状況を親族の方にも情報共有しますので、親族の方が不安にならないように心がけています。
今回の面会にかかった費用です。
費用体系:1時間3,300円+交通費
対応費用:今回は0.5時間で1,650円+交通費で、約3,000円
前提となる契約:一般社団法人 NIPPON終活サポートセンターの身元引受契約
このページでは、実際の終活・相続の対応事例を掲載しています。
また対応にかかった費用等も記載しておりますので
どんなことを、どれくらいの金額でお願いできるかの目安にしていただければ幸いです。